テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は初日の16日、男子シングルス1回戦が行われ、5-7, 6-1, 6-4, 6-7 (6-8), 6-2の3時間34分におよぶフルセットマッチを制して7年連続の2回戦進出を果たした第5シードの
錦織圭が、試合後の会見で「ファイナル(セット)でレベルを上げていった」と勝因を明かした。
>>錦織vsクズネツォフ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この日、錦織は第1セットを落とすも第2・3セットを連取して、勝利まで1セットとした。しかし、第4セットのタイブレークでリードするもミスを重ねてしまい、
A・クズネツォフ(ロシア)にセットカウント2-2へ追いつかれてしまう。
「コートが速いので、彼(クズネツォフ)のボールに対して深いボールを打つのが難しかった」
ここで世界ランク5位の力を発揮した錦織は「左右にふるのは作戦の1つだったので、なるべく散らすようにしました」と述べたように、得意のストローク戦からファイナルセットだけで2度のブレークに成功し、粘るクズネツォフを振り切った。
続けて、錦織は「普段なら余裕がありますが、最後まで余裕はなかった」と初戦を振り返った。
2回戦では、世界ランク72位のJ・シャーディと対戦する。両者は今回が7度目の対戦で、錦織の4勝2敗。シャーディは
N・アルマグロ(スペイン)の途中棄権により、労せず2回戦へ駒を進めている。
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