男子プロテニス協会のATPは15日に「2016 ATP最大のカムバック」を発表し、マイアミ・オープン(アメリカ/ マイアミ、ハード、ATP1000)準々決勝の
錦織圭と
G・モンフィス(フランス)の試合が3位にランクインした。
マイアミ・オープン準々決勝、錦織は第2セットを取り返してセットカウント1-1に追いついたが、ファイナルセットの第10ゲームで4本、第12ゲームで1本、計5本のマッチポイントを握られる。しかし、この崖っぷちから驚異的な粘りを発揮した錦織が4-6, 6-3, 7-6 (7-3)の大逆転勝利を手にした。試合時間は2時間29分。
その後、錦織は準決勝で
N・キリオス(オーストラリア)を破り、決勝進出。決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、マスターズ初優勝とはならなかった。
ATPが発表した「2016 ATP最大のカムバック」のトップ3は以下の通り。
1位:
ABNアムロ 世界テニス・トーナメント準々決勝
M・クリザン(スロバキア) 6-7 (5-7), 7-6(8-6), 6-0
R・バウティスタ=アグ(スペイン)ABNアムロ 世界テニス・トーナメント準決勝 M・クリザン 6-7 (3-7), 7-6(9-7), 6-2
N・マウー(フランス)2位:AEGON選手権2回戦
G・ミュラー(ルクセンブルグ) 3-6, 7-6 (18-16), 7-6 (9-7)
3位:マイアミ・オープン準々決勝 錦織圭 4-6, 6-3, 7-6 (7-3) G・モンフィス
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