リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は12日、テニスの男子シングルス準々決勝が行われ、第6シードの
G・モンフィス(フランス)は3本のマッチポイントを握るも、第4シードの
錦織圭に6-7 (4-7), 6-4, 6-7 (6-8)で惜敗し、ベスト4進出とはならなかった。試合中には腕立て伏せをするパフォーマンスで観客を魅了した。
>>錦織vsマレー1ポイント速報<<>>男子シングルス対戦表<<この試合、モンフィスは第1セットを接戦の末に落とし、第2セットも第1ゲームでブレークを許す苦しい展開を強いられる。
続く第2ゲームでは強烈なリターンを放ちチャンスを迎えるも、ネットにかける凡ミスを犯した。このミスに、モンフィスは反省の意味を込めて腕立て伏せをし、観客からは拍手が送られた。
その後、第2セットを奪い返し、ファイナルセットのタイブレークでも6-3と3本のマッチポイントを握ったモンフィスだったが、痛恨のダブルフォルトをするなどで錦織に5ポイントを連取され、2時間53分で力尽きた。
今シーズン好調のモンフィスは、4月のモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、ATP1000)でマスターズ初の決勝進出、7月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)では約2年半ぶりのツアー優勝を果たす活躍を見せている。
一方、勝利した錦織は準決勝で第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。両者は今回が8度目の対戦で、過去は錦織の1勝6敗。
■関連ニュース■
・錦織 五輪初戦でハプニング・ジョコとの五輪初戦前に事件・錦織 モンフィス戦「ほぼ諦めていた」