男子テニスの下部大会であるダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ(日本/愛知県、カーペット)は20日、シングルス決勝戦が行われ、第7シードの
伊藤竜馬(北日本物産)は第5シードの
J・ダックワース(オーストラリア)に5-7, 6-4, 1-6のフルセットで敗れ、初優勝とはならなかった。
この試合、伊藤はダックワースに与えた9度のブレークチャンスの内8度しのぐも、自身は1度もブレーク出来ずに第1セットを落とす。
続く第2セットでは、ファーストサービスが入った時に88パーセントと高い確率でポイントを獲得して、セットカウント1-1に。
しかし、ファイナルセットでダックワースに2度のブレークを許した伊藤は、その後挽回出来ず、2時間8分で敗れた。
伊藤は今大会、1回戦で
綿貫裕介(橋本総業ホールディングス)、2回戦で
綿貫陽介(グローバルプロテニス アカデミー)、準々決勝でY・シャイラ(ベラルーシ)、準決勝で
L・サビル(オーストラリア)を下しての勝ち上がりだった。
一方、勝利したダックワーズは3大会連続の決勝進出を果たし、見事タイトルを獲得。前週の兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード)では決勝でH・チャンに敗れて準優勝に終わっていた。
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