男子テニスの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード)は12日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク130位で第7シードの
J・ダックワース(オーストラリア)が同151位で第6シードの
イ・ダクヒ(韓国)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで下し、決勝進出を果たした。
この試合、強烈なサービスで圧倒するダックワースに対して、ダクヒも緩急をつけたショットで対抗し、第1セットは両者サービスキープのままタイブレークに突入。その後、ポイント連取に成功したダックワースが7-2で制し、このセットを先取する。
第2セット、第2ゲームでデュースが続く中サービスキープしたダックワースは1度のブレークに成功。最後はダクヒのバックハンドがサイドラインをわり、ダックワースが1時間29分で勝利した。
惜しくも敗れたイ・ダクヒ
決勝では、第4シードの添田 豪(GODAIテニスカレッジ)と第5シードの
H・チャン(韓国)の勝者と対戦する。
ダックワースは今季、フューチャーズ大会で1勝、チャレンジャー大会では前週にオーストラリアで行われた大会で2勝目をあげている。
今大会は1回戦で今井 慎太郎(東通産業)、2回戦で
J・P・スミス(オーストラリア)、準々決勝でL・ロコリ(フランス)を下して準決勝へ駒を進めている。
一方、敗れたダクヒは今大会1回戦でキム・チョンウィ(韓国)、2回戦で綿貫 陽介(グローバルプロテニスアカデミー)、準々決勝で内山 靖崇(北日本物産)を下しての勝ち上がりだった。
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