男子テニスの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード)は9日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの西岡 良仁(ヨネックス)が吉備 雄也(ノア・インドアステージ)を6-1, 6-4のストレートで下し、2年連続のベスト8進出を決めた。
この試合、西岡は吉備に1度もブレークを許さず、自身は3度のブレークに成功。挽回を許さず、わずか54分で勝利した。
準々決勝では、第5シードの
H・チャン(韓国)とD・マサー(ドイツ)の勝者と対戦する。
西岡は、昨年の同大会準決勝で
J・ミルマン(オーストラリア)にストレートで敗れ、決勝進出を逃していた。
今シーズン自己最高となる世界ランク88位を記録した西岡は、8月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)でATPツアー初のベスト4進出を果たし、9月の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対ウクライナではシングルスで初勝利をあげた。
前週行われたApisキャンベラ・インターナショナル(オーストラリア/キャンベラ、ハード、チャレンジャー)の予選を突破し本戦へ出場予定だった西岡だったが、終末回腸炎のため棄権すると自身の公式ツイッターで報告。今大会への出場も危ぶまれていた。
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