テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードの
R・ガスケ(フランス)は第12シードの
JW・ツォンガ(フランス)との同胞対決に挑むも、第1セットのゲームカウント2-4とリードを許した場面で怪我により棄権を申し入れた。試合時間はわずか24分。
>>ウィンブルドン対戦表<<この試合、第1セットの第6ゲームでツォンガにブレークを許し、続く第7ゲームの0-40となった際、ガスケは試合続行が不可能と判断し、苦痛の表情を浮かべながら棄権を申し入れた。
コートを去る際には腰の部分を押さえ、同じフランス出身のツォンガに荷物を持ってもらい静かに去っていった。
今シーズン、ガスケは腰の怪我で1月の全豪オープンを欠場。復帰戦の南フランス・オープンで優勝を飾ったが、4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルは肋骨の負傷により初戦を前に棄権していた。
その後、5月の全仏オープンではクレーで2連敗していた
錦織圭を4回戦で撃破し、地元フランスで大会初のベスト8進出を果たす。しかし、前哨戦のAEGON選手権では初戦敗退を喫していた。
一方、思わぬ形で準々決勝へ駒を進めたツォンガは、ベスト4進出をかけて第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
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