テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が世界ランク164位の
M・ブルグ(フランス)(フランス)に6-2, 2-6, 4-6, 6-2, 6-3のフルセットで勝利し、辛くも3回戦進出を決めた。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、マレーは第1セットを先取するも、地元声援を一身に受けて果敢に攻めてくるブルグの勢いに押され、セットカウント1-2と崖っぷちに立たされる。
その後、第4セットの第1ゲームをなんとかサービスキープしたマレーは息を吹き返してこのセットを取ると、ファイナルセットではアウェーを跳ね除けて勝利を手にした。
3回戦では、第27シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。カルロビッチは、同日の試合で主催者推薦の
J・トンプソン(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
今大会、マレーは1回戦で予選を勝ち抜いた元世界ランク8位の
R・シュティエパネック(チェコ共和国)を大逆転で下して2回戦へ駒を進めていた。
今季のクレー・シーズンは5月のマドリッド・オープンで準優勝、BNLイタリア国際では優勝を飾るなど好調だったが、今大会は2試合連続で苦戦を強いられている。
過去の全仏オープンでは2011・2014・2015年のベスト4進出が自己最高。昨年は準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットで敗れた。
敗れるも大健闘のM・ブルグ
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