テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会2日目の23日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク101位の
大坂なおみが第32シードで同36位の
J・オスタペンコ(ラトビア)を6-4, 7-5のストレートで破り、大会初出場で初戦突破を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、第1セットの第4ゲームでオスタペンコにブレークを許した大坂だったが、その後ブレークバックに成功。第7ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを要求したオスタペンコは左太ももの治療を受ける中、攻撃的なテニスで攻め続けた大坂がこのセットを先取。
第2セットでは、大坂のブレークに対しオスタペンコもブレークバックする接戦を繰り広げるが、最後は大坂がサービスエースを決めて勝利を手にした。
18歳の大坂は、ハイチ出身の父親と日本人の母親とのハーフで、180センチの身長を活かした最速200キロを超えるサービスが武器。
グランドスラムでは、今年の全豪オープンで予選を勝ち抜いて四大大会初の本戦出場。1回戦で
D・ヴェキッチ(クロアチア)、2回戦で
E・スイトリナ(ウクライナ)を破る快進撃で3回戦へ進出した。
一方、敗れた19歳のオスタペンコは未だツアータイトル獲得には至っていないが、2014年からランキングを急激に上げている。
■関連ニュース■
・大坂なおみ 日本語は「ラップ」・大坂なおみ GS初勝利・大坂なおみ 強烈なサービス披露