女子テニスツアーの台湾オープン(台湾/高雄、ハード)は11日、シングルス2回戦が行われ、第2シードで世界ランク61位の
土居美咲(日本)が
M・リネッタ(ポーランド)を6-2, 6-3のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
この試合、1度もブレークチャンスを握らせることなく第1セットを先取した土居は主導権を握り、第2セットは3度のブレークに成功して1時間13分で準々決勝進出を決めた。
準々決勝では第7シードの
奈良くるみ(日本)と対戦する。両者の対戦成績は2勝2敗のイーブン。直近の対戦は昨年9月の東レ・パン・パシフィック・オープンテニスでその際、土居は奈良に敗れている。
1月の全豪オープンでは、1回戦で
A・ケルバー(ドイツ)からマッチポイントを握るもその逆転を許し、敗れた。その後ケルバーは勝ち進み、優勝を遂げただけに土居にとって悔しい敗戦となった。
今大会には日本勢から6名の選手が出場していたが、
大坂なおみ(日本)をはじめ敗退が相次ぎ、残るは土居と奈良の2名となった。
今大会のシード勢は第1シードに
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードに土居、第3シードにプチンセワ、第4シードに
Z・ディアス(カザフスタン)となっていたがディアスは2回戦で敗れ、既に姿を消している。
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