テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は28日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの
R・フェデラー(スイス)との大一番を6-1, 6-2, 3-6, 6-3で制し、2連覇と大会6度目の優勝に王手をかけた。試合後、王者ジョコビッチはフェデラー戦を振り返り、自画自賛した。
>>全豪オープン対戦表<<2時間19分で勝利したジョコビッチは「最初の2セットは、自分でも信じられないテニスが出来た。しかし、それはロジャー(フェデラー)と対戦する時に必要なことだった。」
「彼は今大会ここまでとてもレベルの高いプレーを続けていたし、まだ1セットしか落としていなかった。しっかりとした気持ちで最高の集中力で試合へ臨めた。」と語り、フェデラーとの対戦成績を23勝22敗としていた。
続けて「2008年にこの大会でタイトルを獲得したのが、グランドスラム初優勝だった。」とジョコビッチ。
「だからこの大会へ帰ってくると、そしてロッド・レーバー・アリーナに訪れると、その素晴らしい思い出がよみがえってくる。」と全豪オープンとの相性の良さを実感していた。
31日の決勝戦では、第2シードの
A・マレー(英国)と第13シードのM・ラオニチの勝者と優勝トロフィーをかけて対戦する。
(STATS - AP)
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