テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は20日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク103位の
A・クライチェック(アメリカ)との友人対決を6-3, 7-6 (7-5), 6-3のストレートで制し、6年連続の3回戦進出を決めた第7シードの
錦織圭(日本)が、オンコートインタビューでコーチの
M・チャン(アメリカ)について話した。
>>全豪オープン対戦表<<錦織は10代の頃からの友人であるクライチェックと今回が2度目の対戦。最初に対戦したのは昨年のメンフィス・オープン準々決勝で、その時も錦織が勝利していた。
この日の試合は、錦織がクライチェックを終始圧倒。トータルで13本のサービスエースと、40本ものウィナーを決めた。
第2セットではサービング・フォー・ザ・セットでダブルフォルトを犯して取りこぼし、納得のいくプレーが出来ずに頭を傾げる仕草が見られることもあったが、第3セットで上手く立て直して勝利した。
試合後、コーチのチャンに対して問われると「マイケルはいつもサポートしてくれる。だから良いプレーが出来ている。」と話した錦織。
「(チャンは)コートでは非常にタフなコーチ。でも、コートを離れると凄く良い人。」と語っていた。
3回戦では、第26シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)と予選勝ち上がりの
D・ブランズ(ドイツ)の勝者と対戦する。
(STATS - AP)
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