テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会初日の18日、男子シングルス1回戦が行われ、第9シードの
JW・ツォンガ(フランス)が世界ランク46位の
M・バグダティス(キプロス)を6-4, 4-6, 6-4, 6-2で下し、2回戦進出を果たした。
>>全豪オープン対戦表<<過去の全豪オープンでツォンガは2008年、バグタティスは2006年にノーシードから決勝戦まで勝ち進んだ共通点を持っている。
この試合、ツォンガはファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得して第1セットを先取。しかし、第2セットではバグタティスに9本のネットポイントを決められるなどでセットカウント1-1とする。
その後、第3セット以降はウィナーの数でバグダティスの倍となる23本を決めたツォンガが試合の主導権を握り、2時間26分で勝利した。
ツォンガはバグタティスとの対戦成績を6勝0敗とした。
2回戦では世界ランク310位のO・ジャシカ(オーストラリア)と対戦する。ジャシカは1回戦で同76位の
I・マルチェンコ(ウクライナ)を下しての勝ち上がり。
ツォンガは第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)や第7シードの
錦織圭と同じトップハーフの上半分に位置しており、シード勢が順当に勝ち進んだ場合は4回戦で錦織と対戦する組合せ。
また、同じく錦織と対戦する可能性があった第17シードの
B・ペール(フランス)は、1回戦で世界ランク328位の
N・ルービン(アメリカ)にまさかの敗戦を喫して既に姿を消している。
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