女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は19日、本戦ドローの抽選会が行われ、世界ランク78位の
奈良くるみ(日本)と同83位の
土居美咲(日本)が1回戦で対戦することとなった。
土居と奈良のカードを観客が引き、両者が1回戦で当たることになった瞬間、会場はどよめきに包まれた。
土居と奈良は、今大会前のジャパン・ウィメンズ・オープンテニス2015に出場。シングルスは惜しくも敗れたが、ダブルスではペアでツアー大会初の決勝進出を果たしている。
両者は過去に3度対戦しており、対戦成績は奈良から1勝2敗。最後に対戦したのは2010年6月のAEGON・クラシック予選で、今回約5年ぶりの対戦となる。
ドロー抽選会は観客参加型で行われ、ゲストには今勢いのある若手選手の
B・ベンチッチ(スイス)が登場。そのベンチッチも土居と奈良の日本人対決については「大変だと思う。」と話していた。
また、ワイルドカードで本戦出場の
大坂なおみ(日本)は1回戦で世界ランク41位の
B・ストリツォワ(チェコ共和国)と対戦する。
今大会のシード勢は、第1シードに
C・ウォズニアキ(デンマーク)、第2シードに
A・イバノビッチ(セルビア)、第3シードに
G・ムグルサ(スペイン)、第4シードに
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、第5シードに
A・ケルバー(ドイツ)、第6シードに
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、第7シードに
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第8シードにベンチッチとなった。
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