男子テニスのツアー大会であるAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝)は16日、シングルス1回戦が行われ、第2シードで今年の全仏オープン覇者
S・ワウリンカ(スイス)が初戦突破を決めた。20歳で勢いに乗る
N・キリオス(オーストラリア)に6-3, 6-4のストレート勝ち。キャリア通算11勝目、今季4度目のタイトル獲得に向けて好発進した。
この試合、ワウリンカはサービスが絶好調で、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率を第1セットで81パーセント、第2セットでは100パーセントとして、キリオスに1度もブレークを許さなかった。
各セット1ブレークずつしたワウリンカは、わずか49分で勝利を手にした。
2回戦でワウリンカは、
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。アンダーソンは1回戦で
L・ヒューイット(オーストラリア)に逆転勝利している。
今大会のボトムハーフ(対戦表の下半分)は熾烈な戦いが予想されており、シード勢が順当に勝ち上がると、ワウリンカは準々決勝で第5シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する組合せ。
30歳のワウリンカは、今年の全仏オープン決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破りグランドスラム2度目の優勝を飾った。さらにジョコビッチ、
R・フェデラー(スイス)、
A・マレー(英国)、ナダルのBIG4を脅かす存在となっている。
>>AEGON選手権 対戦表<<
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