男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は6日、シングルス2回戦が行われ、第13シードの
G・モンフィス(フランス)が主催者推薦枠で出場の
M・グラノジェルス(スペイン)に6-7 (6-8), 7-6 (9-7), 4-6の大接戦の末に敗れ、2回戦敗退となった。
両者は今回が4度目の対戦となり、今回モンフィスが敗れたことによって対戦成績は1勝3敗となった。
この試合、第1セットから両者接戦を繰り広げ、どちらも4度のブレークチャンスから1度のブレークに成功してタイブレークに突入。両者譲らない展開が続くも、6-8でモンフィスは第1セットを落とす。
第2セットも接戦は続き、お互いブレークを許さないまま、2度目のタイブレークに突入する。モンフィスは苦戦しながらも9-7で第2セットを取り、グラノジェルスに追いつく。
勝敗が分かれるファイナルセット、モンフィスはラリーで粘るも、グラノジェルスがそれを上回るタフなプレーを見せ、試合の流れがグラノジェルスに傾き始める。モンフィスは2度のブレークチャンスから1度のブレークに成功するも、グラノジェルスに8度のブレークチャンスから2度のブレークを許し、モンフィスは3時間20分の激戦の末に敗れ、2回戦で姿を消した。
モンフィスは過去同大会で、2008年と2010年にベスト8進出を果たしているが、最後に出場した2012年は3回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れており、今回は3年ぶりの出場だった。
世界ランク15位のモンフィスは、先日行われたモンテカルロ・ロレックス・マスターズで
R・フェデラー(スイス)、
G・ディミトロフ(ブルガリア)を破りベスト4に進出する快進撃を演じ、好調であるように見えたが、惜しくも今回の大接戦を制すことは出来ず3回戦出場とはならなかった。
一方勝利したグラノジェルスは、同日に行われた2回戦で
P・コールシュライバー(ドイツ)にフルセットの末に勝利した第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
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