男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は16日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)は第14シードの
G・モンフィス(フランス)に4-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
両者は今回が12度目の対戦となり、フェデラーとモンフィスの対戦成績は8勝4敗となった。
第1セット、フェデラーのサービスゲームからスタートし、先にフェデラーが第4ゲームでブレークに成功するも、直後の第5ゲームでフェデラーがダブルフォルトを犯してモンフィスにブレークバックされる。
その後、第9ゲームでロングラリーの末にフェデラーが先にミスしてモンフィスに2度目のブレークを許し、第1セットをゲームカウント4-6で落とす。
第2セットは両者サービスキープが続き、タイブレークへ突入。タイブレークでは、モンフィスが先にミニブレークに成功するも、フェデラーも1ブレーク返す。5-3とポイントをリードしたフェデラーだが、ここから挽回されて最後はフォアハンドがサイドアウトし、1時間44分で姿を消すこととなった。
フェデラーはこの試合、ストロークの調子が悪く38本もの凡ミスを犯した。
モンテカルロ・ロレックス・マスターズ2年連続12度目の出場となるフェデラーは同大会の優勝が無く、4度決勝に進むも2006・2007・2008年は
R・ナダル(スペイン)に、昨年は同胞の
S・ワウリンカ(スイス)に敗れ、いずれも準優勝で終わっている。
今回は大会初の優勝を狙うもモンフィスに敗れ3回戦で姿を消し、2009年の同大会でワウリンカに敗れた時以来の3回戦敗退となった。
勝利したモンフィスは、準々決勝で第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
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