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増田健太郎が語る日本テニス

全日本選手権2連覇を果たし、現在は日本テニス協会ナショナルチーム・デビスカップ代表コーチ、MTS三鷹テニスアリーナの代表を務める増田健太郎(日本)氏がtennis365.netの独占インタビューに応じた。

第1回目のインタビューでは今年の日本テニス界、デビスカップ、若手3選手について話を聞いた。

【増田健太郎 独占インタビュー】

-Q.錦織圭(日本)選手の活躍、女子では奈良くるみ(日本)選手の活躍等、盛り上がった2014年をどのように思いますか?
まずトップの選手達の活躍は本当に素晴らしいと思います。
奈良選手はプロ転向後は同期の土居美咲(日本)選手に先行され、辛い思いをしてきた中で、今の地位を確立したことは素晴らしいですし、本人の努力の賜物(たまもの)だと思います。
錦織選手に関しては、すごいとしか言いようがないです。
彼ほどのポテンシャルを持っている選手は、あそこまでいくことを気付かさせてくれました。

そして、どれぐらいの時期にどれぐらいの結果を残さないといけないのか、今後の大きな基準になると思うんです。
ものすごく大きなハードルを突きつけられたと思いますが、今のジュニアには大きな励みになるハードルだと思います。彼は、一気に基準を上げてくれました。

西岡良仁(日本)選手も、錦織選手の影響は大きいと思います。
錦織選手があそこまで上にいっているからこそ、西岡選手はがむしゃらに上だけをみて自分のテニスに磨きをかけられ、アジア大会の金メダルに結びついたと思います。

-Q.今年の全日本選手権をどう感じましたか?
個人的に思うのは、国内のビッグタイトルの価値を選手自身が守って欲しいと思っています。
トップ選手が、ランキング的にグランドスラムの予選に出られるかどうかという状況で、全日本選手権を選択しないで海外ツアー大会への出場を選択したという現状があります。
それは充分に理解できますが、個人的には自分達で全日本のタイトルの価値を守っていってほしいなと。

-Q.来年のデビスカップについて?
今年はホーム開催が多かったことで、皆さんの応援もありホームの優位性を生かせました。もちろんアウェイではもっと厳しくなると思います。
アウェイになると(次に戦うカナダの)力の入り方も全然違いますし、選手のコンディショニングの点でもホームが圧倒的に有利になります。
非常に厳しい戦いになると思います。
今年がホームが続いた分、これからアウェイも多くなってくると思うので、それは覚悟しています。
ただ日本選手も海外での遠征が多く経験を充分につんでいますので、勝てるように良い形で毎回デ杯には臨みたいと思います。

-Q.今年デ杯に初選出されたダニエル太郎(日本)選手についてどう思いますか?
大きく期待している選手の1人です。スペインのクレーコートで戦績を残していることは自信にもなっていると思いますし、期待しています。
しつこさが魅力だと思います。
1ポイントを取るために多くの労力を必要とするスペインのクレーコートで生まれたストローク力は見ていて面白いと思います。

-Q.西岡良仁選手についてはどう思いますか?
かなり良いペースでチャレンジャーを優勝し、アジア大会でも成績を出して、パフォーマンスの高さ、精神的な強さは魅力的です。
足が速いのでこれでもかというぐらいボールを拾います。
彼のテニスを見ていて、しつこくコートを走り回って試合をひっくり返す姿は、私の現役時代のプレースタイルを上回ったものを見せてもらえていると思っています。

-Q.来年からプロに転向する中川直樹(日本)選手についてどう思いますか?
次の錦織圭と呼ばれている中川選手もプロになる宣言をしていますので、注目しています。
錦織選手のようなショットの鋭さが今後どのように開花していくのかをこれから見ていける事が楽しみです。

※続きは12月31日(水)に配信する。

増田健太郎…父の教えで幼少からテニスを始める。高校時代にはインターハイ個人戦・団体戦、全日本ジュニア、全日本室内ジュニアと国内のジュニアタイトルをすべて制覇。90年からプロに転向し93・94年には全日本選手権2連覇を達成した。
27歳の時にスペインへ留学し、現在は日本テニス協会ナショナルチーム・デビスカップ代表コーチを務める。

取材協力:《MTS三鷹テニスアリーナ》


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