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初4強の錦織「言葉が出てこない」

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、第10シードの錦織圭(日本)が今年の全豪覇者で第3シードのS・ワウリンカ(スイス)を3-6, 7-5, 7-6 (9-7), 6-7 (5-7), 6-4と4時間14分に及ぶ大激闘の末に勝利し、自身初となるグランドスラムベスト4進出、さらに同大会1918年に記録した熊谷一弥(日本)以来となる日本男子96年ぶりの準決勝進出という快挙を達成した。

両者は今回が3度目の対戦となり、錦織はワウリンカとの対戦成績を1勝2敗と今回錦織はワウリンカから初めて勝利をあげた。

この試合、第1セットは4回戦のM・ラオニチ(カナダ)戦での疲れも残っているように見え、第2ゲームでブレークを許し、ワウリンカにリードをされる。そこから巻き返すことが出来なかった錦織は、第1セットをゲームカウント3-6で先取される。

第2セットから本来の錦織らしさが戻り、ストローク戦ではワウリンカを左右に揺さぶる展開で苦しめ、最後まで攻め続けた。錦織のウィナーをワウリンカが賞賛する場面も見られた。

ワウリンカの片手バックハンドから繰り出される角度あるショットと、勢いあるサービスに圧倒され、ファイナルセットとなった第5セットでは、3度のブレークチャンスを与えるもそれをしのいだ。最後まで両者一歩も譲らない大接戦となるも、錦織が4時間を超える死闘を再び制し、グランドスラム初のベスト4進出を決めた。

試合後のコート上のインタビューでは「ちょっと今はまだ言葉が出てこないんですけど、またこうやって競り勝ったのは良かったです。」とコメントした。

今の気持ちはという質問に「とりあえずは嬉しいですね。3セット目とって2-1から、4セット目もチャンスがありながらタイブレークで落としてそこから集中力を切らさずにやれたので、とりあえずホッとしてます。」と話した。

どこで勝てると思ったかという質問には「最後まで(勝てるとは)思わなかったですけど、急にマッチポイントがきたので攻める気持ちを無くさずにやってました。」

グランドスラムの頂上が見えてきたということについては「そうですね。ひとまず休んでまた次の準決勝に備えます。」とコメントした。

グランドスラム初の決勝進出をかけて錦織は、準決勝で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第8シードのA・マレー(英国)の勝者と対戦する。

錦織は今大会の4回戦で、第5シードのラオニチと対戦。錦織は4時間18分に渡る死闘を制し、試合終了時間が現地時間2日午前2時26分と全米オープンで最も遅い試合という記録と清水善造(日本)以来、日本人男子92年ぶり全米オープンベスト8進出という快挙を達成した。

そして今回、ワウリンカとの大激闘を制して1918年の全米オープンで記録した熊谷一弥以来となる日本男子で実に96年ぶりの準決勝進出という記録を打ち立てた。

一方、敗れた世界ランク4位のワウリンカは、今年の全豪オープン決勝でR・ナダル(スペイン)を破ってグランドスラム初のタイトル獲得を果たした。

今季行われたグランドスラムでは、全豪オープン優勝後、全仏オープンは初戦敗退、ウィンブルドンではベスト8と思い通りの成績を残せていなかった。

そして今回、全米オープン2年連続のベスト4進出を狙うも、錦織に敗れることとなった。

(コメントはWOWOWから抜粋)




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