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女子テニスツアーの最終戦であるコモンウェルス・バンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ブルガリア/ソフィア、ハード、賞金総額75万ドル)は土曜日に準決勝を行い、第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が地元期待の第8シードT・ピロンコバ(ブルガリア)を6-4, 6-1のストレートで下し、決勝に駒を進めた。
準決勝の第1セット、地元観客の声援を背にしたピロンコバは格上のウォズニアキに4-4まで食らいついていく。
しかしここからウォズニアキは本領発揮、2ゲーム連取に成功すると、同セットを6-4で奪う。
完全に勢いに乗ったウォズニアキは、第2セットの第1ゲームから5ゲーム連取の猛攻であっという間に5-0とする。
第6ゲームでようやく1ゲーム取り返したピロンコバだったが、第7ゲームは結局勢いを失わなかったウォズニアキが奪い、そのまま試合に終止符を打った。
試合後、ウォズニアキは「ファンの前で彼女(ピロンコバ)に勝ってしまって申し訳ない気持ちでいっぱい。でも決勝戦に進めてハッピーだし、日曜日には彼女のファンが私のことを応援してくれればいいな、と思っている。」と話した。
今回、ウォズニアキには世界1位のゴルファーでボーイフレンドであるローリー・マキロイが同行、マキロイは準決勝も観戦しており、心強い味方が見守る中、決勝進出を決めた。
勝ったウォズニアキは決勝戦で第2シードのN・ペトロワ(ロシア)と対戦する。ペトロワは準決勝で第4シードのR・ビンチ(イタリア)を6-7(8-10), 6-1, 6-4のスコアで振り切っての勝ち上がり。試合時間は2時間42分にも及んだ。
試合後、ペトロワは「一時は負けを覚悟した。だからベストを尽くすことに決めたの。」と逆転の戦略を明かした。
「日曜日にはウォズニアキを倒せるように努めるわ。優勝できれば今季を完璧な形で終えられるから。」
ウォズニアキは今回が今季4度目の決勝進出で、3勝目をねらう。もし優勝できれば、月曜日に発表される最新の世界ランキングで現在10位のM・バルトリ(フランス)に代わって10位となり、トップ10返り咲きを果たすことになる。
一方のペトロワも今季3勝目を目論む。ペトロワはウォズニアキを苦手としており、ここ最近の4試合でいずれも敗れている。
(翻訳/森田系太郎)
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