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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額469万4969ドル、ハード)は14日、シングルス4回戦全8試合が行われ、世界ランク1位で前年度チャンピオンのN・ジョコビッチ(セルビア)がP・アンジャーを6-0, 6-7 (5-7), 6-2で下し順当に勝利する他、第2シードのR・ナダル(スペイン)などがベスト8へ名を連ねた。
「彼(アンジャー)のアグレッシブなプレーに驚かされました。ボールをかなり早めに打ちながら、とても良いプレーをしていました。第2セットではちょっと守りに入ってしまって、彼に挽回するチャンスを与えてしまいました。今日の彼のプレーは称賛に値します。第2セットも取れるチャンスがありながら落としてしまい、その後は精神的に落ち着いてプレーすることを心掛けました。そしてまたリズムを取り戻す事が出来たのです。」
とアンジャーを称賛していたジョコビッチは、第1セットはアンジャーに1ゲームも与えない完璧なプレーで先取するも、第2セットになるとアンジャーに反撃を許し、そのセットをタイブレークの末に落とし、セットオールへと持ち込まれてしまう。
第3セットでは、再び集中力を増したジョコビッチが1度握られたブレークポイントをしのぐと、アンジャーから2度のブレークに成功。2時間16分で勝利し、大会2連覇へ前進した。
2007年と2009年に今大会で優勝している第2シードのナダルは、第21シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6-3, 6-2と、76分で一蹴して準々決勝へ駒を進めた。
この試合通して5回のブレークピンチに直面したナダルだったが、その全てを切り抜けると、第1セットでは1度、第2セットでは2度のブレークをドルゴポロフから奪い、危なげ無い勝ち上がりを見せた。
「完璧な形で試合を始めることが出来ました。先にブレークを奪えて自信にも繋がりました。第1セットはずっとサーブに自信を持って打つ事が出来ましたが、第2セットはちょっと苦労しました。彼(ドルゴポロフ)は序盤よりミスも減った事も要因だったと思います。」とナダルは試合を振り返っていた。
ジョコビッチは第7シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を6-4, 6-0で下した第12シードのN・アルマグロ(スペイン)と、ナダルは第6シードのJW・ツォンガ(フランス)を3-6, 7-5, 6-3の逆転で下す金星を上げたD・ナルバンディアン(アルゼンチン)と準々決勝を行う。
この日のナイトマッチに登場した第3シードのR・フェデラー(スイス)は、序盤こそ思うような試合が出来ずにいたが、その後はリズムを取り戻しT・ベルッチ(ブラジル)に3-6, 6-3, 6-4の逆転で勝利、今大会7度目のベスト8入りを果たした。
「今日の試合は、昨日の昼間の試合から今日のナイトマッチへ上手く対応できませんでした。それでも徐々にペースを作る事が出来て勝つ事が出来ました。勝利でその日を終えられる事は、本当に気分が良いものです。」と安堵の色を見せたフェデラーは、準々決勝でD・イストミン(ウズベキスタン)を7-6 (7-2), 6-7 (6-8), 6-2の接戦で振り切った第9シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と顔を合わせる。
残りの試合では、第11シードのJ・アイズナー(アメリカ)がM・エブデン(オーストラリア)を6-4, 7-5で、第13シードのG・シモン(フランス)がR・ハリソン(アメリカ)を7-6 (7-0), 5-7, 6-1で下し、アイズナーとシモンが準々決勝で顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は100万ドル。
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