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男子テニスツアーのAEGON選手権(英国/ロンドン、賞金総額69万4250ユーロ、芝)は8日、シングルス2回戦9試合が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)がM・エブデン(オーストラリア)に6-4, 6-4のストレートで勝利、順当に3回戦に進出した。
この日はベストとはいえないながらも、各セットのオープニングゲームでブレークに成功したナダルは、世界ランク168位のエブデンを1時間14分で下した。
N・ジョコビッチ(セルビア)やR・フェデラー(スイス)が出場を予定していたウィンブルドンの前哨戦をキャンセルする中、ナダルは全仏オープンからの強行日程を乗り越えて今大会に出場している。
5日に行われた全仏オープン決勝で勝利し、史上最多タイとなる通算6勝目を飾ったナダルが、宿泊していたホテルに戻ったのは真夜中のこと。数時間の睡眠をとったナダルは、翌日の早朝からパリにあるディズニーランドでの写真撮影に参加すると、同日のうちにロンドンまで移動し、さらには練習を行っていた。
B・ボルグ(スウェーデン)に並ぶ全仏6勝目を果たしたナダルであったが、いまだに勝利を祝うシャンパンすら口にしていない。「優勝をお祝いするために、近々時間を作ろうと思っています。今はグラスコートシーズンに集中しなくてはなりません。」と、現状についてコメントしている。
また2008年と2010年にウィンブルドンでタイトルを獲得しているナダルは「初日に良いプレーをすることは不可能です。今は完璧なコンディションではありませんが、いつものようにベストを尽くすだけです。ここは大好きな大会ですし、芝コートの感触を感じ始めさせてくれます。いつもよりも全身の筋肉が少し硬いので、完璧ではありませんが。」と、今大会への意気込みを語った。
地元勢の第2シードのA・マレー(英国)は、X・マリス(ベルギー)に6-3, 5-7, 6-3のフルセットで勝利、3回戦に進出している。
2009年に今大会で優勝しているマレーは、全仏オープンで負傷した足首の状態がいまだに万全ではないことを明かしている。
「出来るだけ多くの試合をこなしたいけど、ウィンブルドンには万全の状態で臨みたい。怪我をしたまま全仏オープンでプレーを続けたことは、明らかに怪我を治すためのベストではありませんでした。」
この他の試合の結果は以下の通り。
M・チリッチ(クロアチア) (8) ○-× A・クレマン(フランス), 6-4, 6-4
D・ナルバンディアン(アルゼンチン) (9) ○-× I・ボゾリャック(セルビア), 6-4, 6-4
T・ベルッチ(ブラジル) (11) ○-× M・イルハン(トルコ), 6-2, 6-7 (3-7), 7-6 (7-5)
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (12) ○-× I・クニツィン(ロシア), 6-4, 6-4
J・ティプサレビッチ(セルビア) (14) ○-× M・ラッセル(アメリカ), 7-6 (7-3), 7-6 (7-5)
K・アンダーソン(南アフリカ) (15) ○-× D・ヤング(アメリカ), 6-2, 6-4
R・シュティエパネック(チェコ共和国) ○-× I・リュビチッチ(クロアチア) (16), 0-6, 7-5, 6-4
今大会の優勝賞金は7万7500ユーロ。
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