HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アメリカ・ウィスコンシン州)
元アメリカの大学のアメフト選手が金曜日、M・シャラポワ(ロシア)らを脅迫した罪で逮捕された。
逮捕されたのは、1995~98年にかけてウィスコンシン大学のアメフトチームでディフェンシブ・バックを務めていたレオナルド・テイラー容疑者(32歳)。逮捕内容は、容疑者の元ヘッド・コーチであり、現在はウィスコンシン大学で体育局長を務めるバリー・アルバレス氏を執拗につけ回し、電話でハラスメントを行ったというもの。
テイラー容疑者はアルバレス氏に対する再三の電話の中で、アルバレス氏に加え、シャラポワとその家族を殺害すると脅迫したとされている。父親によると、容疑者は妄想型統合失調症と診断されていたが、3カ月前から薬の使用を止めていた。
テイラー容疑者は9月にも仕事中のアルバレス氏に電話をし、不快なメッセージを残していたが、警察が止めるように指導したところ、電話は止まったという。
しかしテイラー容疑者は11月に入ってから再び電話をかけ始め、汚い言葉で罵りながらアルバレス氏を脅迫し、またシャラポワがテイラー容疑者に対して様々な方法を使っていかにひどい仕打ちをしたのかを述べた、と伝えられている。
テイラー容疑者は11月24日から25日にかけて、アルバレス氏の留守番電話に29ものメッセージを残していた。メッセージのいくつかには、テイラー容疑者のシャラポワとの結婚願望と同時に、シャラポワとその家族の殺害願望も吹き込まれていた。
現在、ケガで療養中のシャラポワ。来年1月の全豪オープンからの復帰を目指す彼女に心理的影響がないか心配される。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.