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2002年には世界ランク4位まで登りつめたJ・ドキッチ(オーストラリア)。そのドキッチが、再起を賭けて、1月の全豪オープン出場を目指している。
25歳になった元天才少女は、今季、チャレンジャー大会とWTAツアーの予選を中心に転戦し、世界ランクを177位まで戻してきた。しかし全豪で本選から出場するためには、100位前後より上のランキングが必要だ。
ドキッチは、現在はセルビアに住む父親ダミルとの関係が悪化したためオーストラリアに移住しており、それに伴って、ランキングも降下してしまった。ダミル氏はその横暴な振る舞いや奇行、暴言で知られている。
ドキッチは昨年の全豪でワイルドカード(主催者推薦枠)を申請していたが認められず、同トーナメントのディレクターであるクレッグ・タイリー氏やその他の幹部を批難、その結果、関係が悪化していた。
しかしその関係も徐々に回復、ドキッチは12月15~21日にかけて開催される全豪のワイルドカード・プレイオフに出場するため、今月初めにメルボルンに到着予定だ。
タイリー氏は「彼女(ドキッチ)にチャンスはあると思うが、それは自分でつかまなくてはならない。プレイオフに出場するとしても、それは現在のランキングに基づいて判断される。昨年末には彼女にトレーニングの機会も与えている。」と語った。
また、「彼女に対する特別な補助はないことはもう伝えてある。でもメルボルンでわれわれの提供するコーチや練習相手を利用してもらうのは歓迎だ。」と話した。
元テニス大国のオーストラリアだが、現在は低迷しており、1月の全豪でシングルス本選から出場する女子選手は、ダブルスの名手でもある52位のS・ストザー(オーストラリア)と、53位のC・デラクア(オーストラリア)だけだ。
ドキッチは2003年の全米を最後に四大大会での勝利がなく、また2006年の全豪を最後に、四大大会出場のチャンスからも見放されている。
長年、完全復活を目指して、ツアーを転戦し続けるドキッチ。過去の栄光を再び手にできるか、2009年のプレーに注目が集まる。
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