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(オーストラリア、メルボルン)
全豪オープンのワイルドカードをかけたプレーオフに参加していた元世界4位のJ・ドキッチ(セルビア)が、準々決勝で16歳のO・ロゴウスカと対戦中に太ももを痛め、3-6, 1-3の時点で途中棄権。2年ぶりの全豪オープン出場を主催者推薦に託すこととなった。
この選考会の前に、「自分の進歩に満足しているわ。毎日トレーニングに励んで、体力も着実に向上してきた。プレーオフは全豪本選入りのチャンスで、この夏の最終目標でもあるの。可能なら、全豪前にゴールドコーストやホバートの大会で出来る限り多くの試合をしたい。」と語っていたドキッチ。
しかし、準々決勝では新鋭のロゴウスカがハードヒットを武器にリードを重ねた。「(相手の棄権でも)勝ちは勝ち。人生最高の結果だし、勝ち進めて本当に嬉しい。」と語っている。
全豪オープン大会ディレクターのクレイグ・ティエリは、「ワイルドカードの任意枠は、この夏の結果と新人育成のポリシーを考慮して決定する。」とコメントしている。
2000年のウィンブルドンでベスト4に進出したドキッチは現在24歳。2006年には予選を勝ち抜いて全豪本選入りを果たしたが、1回戦でV・ラッツァーノ(フランス)に敗れ、初戦敗退に終わっていた。
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