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華やかな容姿とは裏腹に緊張感が漂っていた。混戦の女子シングルスで優勝候補の1人、シャラポワは「明らかに100パーセントとは言えない状態。奇跡的なことが起きて、プレーを後押ししてほしい」と右足首に不安を抱える現在の心境を吐露した。
右足首を痛めたのは4月末の練習中。その後は回復に努めてきた。だがクレーコートでの大会は今季出場できず、ぶっつけ本番となる。「練習はあまりしていない。その中でベストを尽くす。どこまでやれるか」と祈るように話した。
188センチ、59キロの19歳。身長の伸びは去年あたりで止まったというが、これまでの「成長期」での大会出場は筋肉や関節に負担がかかっていた。「短期間に成長して、故障にもつながっていたと思う。でもそれもプロ選手の生活」と語った。
2004年のウィンブルドン選手権で優勝したが全仏は準々決勝進出が最高。芝やハードコートに比べて球足の遅いクレーはやや苦手にしている。しかし「体力的に毎年、上がっている。それがきっと良い結果に導いてくれる」と意欲をのぞかせた。(共同)
(了)
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