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サービス編

Vol.8 上級者への道 サーブ編 下巻

目標とサナギの技術 エースの取れるフラットサーブ(2)

胸・腹の筋肉が「引っ張られる」感覚を身につけよう

ここでは、さらにサーブの威力を増すためのプラスαの要素について、トッププロの写真とともに解説していこう。

ここで紹介した中でも、とくにむずかしいのは、膝の曲げ伸ばしや胸の張りを、効率良くボールのパワーにつなげることだが、そこで大事になるのが、「胸や腹の筋肉が引っ張られる感覚」だ。筋肉の瞬発力を引き出すためには、一度逆方向に引っ張るのがポイントで、とくにサーブのように各部の連動が大切な場合は、自分の意志で筋肉を動かすよりも、「引っ張られて、その反動で動く」という感覚を持ったほうがうまくいきやすいのだ。

また、エースを取るには、その他にもコースの打ち分けや、コーナーをつくコントロールが必要になる。今回は、その部分について詳しく解説することはできないが、まずサナギの段階では、バック側のコーナーにフラットサーブを入れられるようになることを目指してほしい。そして、それをマスターしてから、球質を少しスライス気味にして左(フォア側)に持っていく技術を身につけていくのが現実的だ。

スウィングの前半部では、ラケットヘッドは下に落ちながら一度外側(写真では向かって右)に回る。前腕部の動きで言えば「回外」(回内と逆のひねり)となり、そこから逆方向に回転(回内)することによってヘッドが加速される。つまり、フォワードスウィングでの「回外」を意識することで、回内の効果も高まるのだ。

内旋は、肘の角度を90度にしたときがもっとも効くと前提の技術で説明したが、それを意識することでスピードアップを図ることができる。まずテイクバックの時点できっちり90度を作り、それをインパクト前までできるだけ維持することがポイントだ。またインパクトでも、肘は完全に伸ばしきらないほうが良い。

テイクバックで膝を曲げた状態からスウィングを開始した時点で、右上の写真のように膝が伸びて胸が張った状態が作られることが、効率良くパワーを上に伝えるために重要になる。このときに胸や腹の筋肉が「引っ張られる」感覚を意識すると、動きの連動を良くしやすいので、ぜひ試してみてほしい。

Y.エルアイナウィの上から見たフラットサーブ
エルアイナウィもサービスエース獲得数でトップ10の常連選手だが、この角度から見ると、肘の使い方のうまさがよくわかる。テイクバックでの肘の高さや角度は申し分なく、その角度がインパクトの直前まで保たれるため、内旋が最大限に利いている。また、7での大きな胸の張りも、強いサーブを打つための重要なポイントだ。
G.ルゼッドスキの上から見たフラットサーブ
スピードランキングでつねに上位に入るルゼッドスキの場合も、速いサーブを打つための要素をしっかりと押さえている。特徴的なのは打点の低さで、インパクトでも腕や身体が伸びきらず、ジャンプも地面すれすれの高さだ。それにより、内旋がとくに効果的に使われているのが印象的だ。
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「目標とサナギの技術 キックするスピンサーブ(1)」 >>

(テニスジャーナル 2003年7月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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