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SPECIAL COLUMNS

Vol.9 スライスで翻弄せよ

前ページでは、スライスの効果や使い方を紹介した。このページでは、スライスの技術的なコツを紹介しよう。

オートマチックに4つの動作を行なうスライスは、基本的にはつなぎのショットだ。そのためプレースメントとコントロールが重要で、ボールのスピードや厚い当たりが最優先というわけではない。とはいえ、ただつないでいればいいというわけでもない。スピード自体はそれほどなくても、キレやペースは最低限必要。キレやペースがあれば、バウンドしてからボールが伸びる、いわゆる滑るスライスとなる。もちろん滑るスライスを打つことができればスライスでも相手の攻撃を阻むことができる。キレやペースがあり、かつコントロールにも優れたスライスを打つには、少なくとも4つの動作をオートマチックに行なわなければならない。スライスの生命線ともいえるこの4つの要素について詳しく紹介する。
一歩目を欲張らない
スライスに限らずどのショットでもリラックスは欠かせないが、とくにスライスでは利き腕のリラックスが必要だ。力むと伸びがなくなり、ボールが浅くなりがち。リラックスしていると、ボールが伸びるだけではなく、ダウン・ザ・ラインも積極的に狙えるようになる。リラックスするためのコツは、グリップをあまり強く握りすぎないこと。親指、薬指、小指の3本で打つトレーニングが効果的だ。ある意味、タッチのセンスも必要となる
一歩目を欲張らない
スライスの基本的なスウィングは、後ろから前。高低差があるにせよ、ラケットがまっすぐ平行移動するようなイメージだ。スライスでは横を向くことが強調されるが、それはこの後ろから前への平行移動スウィングを実現しやすくするためだ。横を向いて右肩が前にくれば、それを支点として腕を後ろから前に「スウィング」できるという理屈。前向きだとそれができなくなる。この平行移動の時間が長ければそれだけ、プレースメントも正確になる
横向きを保ち、かつ力みを感じさせないキーファーのスライス
全身をリラックスさせ、柔軟に低いボールを処理しているキーファー。身体は横向きを保ちながらも、顔と視線はしっかりと前向き。ボールがよく見える状態を作っている。いい意味で「力の抜けた」状態がスライスには不可欠なのだ

一歩目を欲張らない
1では、リラックスが重要と述べた。それがボールの伸び、つまりキレを生むからだ。ただ全身の力を緩めていいわけではない。少なくとも、手首は緩めないようにするべきだ。手首が緩むとはいわゆる「リストが寝ている」状態。この状態でインパクトすると、強いボールに力負けしがち。ある程度、手首を固めた「コック」の状態を作りたい。ラケットを強く握りしめない反面、手首には力を込める。その力の入れ具合、配分、バランスが鍵だ
ロディックの手首をコックしたバックハンド・アプローチ
スライスではアプローチに限らず手首をある程度コックしていることが必要。強いボールに対して、力負けしにくいからだ。ただしグリップそのものに力みは禁物。ロディックのこのショットは、そのあたりのバランスの良さを感じさせる

一歩目を欲張らない
スライスが浅くなりがちという症状のほとんどは、そのフォロースルーに問題がある。必要な長さをとれていないのだ。とくに愛好家にはその傾向が強い。この点を踏まえると、フォロースルーは長くとるのが原則といえる。長さの目安は「目線の高さ」まで。ここまで腕を上げることで、ようやく「深いショット」が実現できる。ただし意図的な短いスライスも必要。飛距離の調整をフォロースルーによって行なえるようにしたい
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(テニスジャーナル 2004年1月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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