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Vol.16 急造ペアの即席コンビネーション

プロではあり得ないが、愛好家の中には組むのが初めて、もしくはそれに近いというダブルスを戦うことがある。とくに団体戦では、そうした事態が起こりやすい。そこで今回は、急造ペアの戦い方を考えてみた。初めてのパートナーといかに戦うか、その戦略とは?

before the match 試合前の確認事項

初めてコンビを組む、もしくはそれに近い状況のとき、試合前に最低限これだけは確認し、決めておかなければならないことがある。サーブの順番やリターンサイドなどだ。それらを決定する際に必要な視点とは何か。その意外な要素を紹介する。

check your play style まずはプレイスタイルの確認

互いの長所を引き出すために

初めてペアを組んだ、もしくは慣れない人と組んだときにまず最初にやらなくてはならないことは、プレイスタイルの確認。どんなプレイ、どんなショットが得意なのかを互いに知っておく必要がある。もちろんまったく面識のない人と組むことはまれ。しかし愛好家の場合、何となくしか知らない人と組むケースがある。そんなとき、案外ないがしろにされているのが得意なショットの入念な確認作業だ。スライスで沈めるのが好き。スピンサーブを確実にバックに打てる。そんな情報をパートナーに提供し、相手の長所を引き出す下地をつくっておく必要がある。

「お膳立てが好き」なのか、「決めるのが好き」なのか。本当は性格的な傾向まで知っておきたいところだが、それには時間がかかる。性格は自覚しにくいため、実際と自己申告が異なっていることもある。だからこそ最低限プレイスタイルがわかれば、その人のコート上の「性格」を知る手がかりにはなるはずだ。

who serves first? どちらが先にサーブをするか

つくることが上手な人が先に

どちらが先にサーブを打つか。これも試合前にぜひ決めておきたいテーマだ。草大会では第1ゲーム後に「お先にどうぞ」などと、互いに譲り合うシーンがときどき見受けられるが、これは場当たり的すぎる。またとかく日本では年功序列や場の雰囲気などで順番が決められがちだ。親睦目的なら目くじらを立てることもないが、勝敗重視の試合では論外。あくまでもプレイスタイルでサーブ順を決めるのが筋だといえる。

順番決めの基準は「ボールをつくるのがうまいかどうか」。威力はなくても、安定感がありプレースメントが上手なプレイヤーが先にサーブするのが望ましい。

ビッグサーブやネットプレイに長けた人は、じつは後のほうがベター。そうしたアグレッシブな人が先に打って仮に落とした場合、メンタル的な痛手が大きい。ムードメーカーが逆にムードを壊すことになりかねないのだ。とくに初コンビの場合は、ボールをつくる人が主導権を握ったほうがうまくいくケースが多い。

which side is your favorite ? サイドはどうやって決めるべきか

キーマンがフォアサイドに

最初に強調したいのは「フォアが得意→フォアサイド、バックが得意(or 左利き)→バックサイド」という図式について。これはじつは、かならずしも万能ではない。機能しないケースがあるからだ。センターにボールが集中すると、互いに「得意」ではないショットを余儀なくされる。とくにフォア側は、バックの逆クロスという、テニスでもっともむずかしいショットとなる。かえってミスマッチの可能性もあるのが、このサイド決めだ。

じつはサイド決めは、「得意」ではなく、技術レベルで決めたほうがいい。キーマン、あるいは「プレッシャーに強い」ほうがフォアサイドを守るのだ。もしくは「リターンが得意」なタイプでもいい。テニスではタイスコア時にもっとも強くプレッシャーがかかる。このポイントを取ったほうが有利という場面では、より上級者がそれに対処するのがテニスの鉄則だ。とくに初コンビの場合はリードする側がそれを自覚し、フォアサイドにつくべきだろう。
初めてのコンビでは左利きプレイヤーが先にサーブをすべき
本文ではつくることが上手な人が先にサーブすべきと述べたが、左利きのサーバーはおおむねそれができる。独特の曲がるサーブで、相手の体勢を崩しやすいからだ。この連続写真では相手のバックに曲がって跳ねるという、もっとも嫌なサーブを打ち込んでいる

「プレイが始まったら…」>>

(テニスジャーナル 2004年5月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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