男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間23日(現地22日)、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が予選勝者で世界ランク83位の
J・ファーンリー(イギリス)を6-2, 6-4のストレートで破り、2年連続5度目の3回戦進出を果たした。またこの勝利によりズべレフは「ATPマスターズ1000」での勝利数を“145”に伸ばした。これはドイツ勢では1990年にATPツアーが創設されて以降、
T・ハース(ドイツ)の144勝を抜いて最多勝利記録となった。
>>大坂 なおみvsパオリーニ 1ポイント速報<<大坂 なおみら マイアミOP組み合わせ>>ジョコビッチらマイアミOP組み合わせ<<27歳で世界ランク2位のズべレフは今月行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では
T・フリークスポール(オランダ)に敗れ、初戦敗退を喫した。
そのズべレフが同大会に出場するのは5年連続10度目。最高成績は2018年の準優勝となっている。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ズべレフはこれが初戦となった。
一方、23歳のファーンリーは今大会、予選2試合を勝ち抜いて本戦入りすると、1回戦で世界ランク63位の
B・ボンズィ(フランス)をフルセットで下し2回戦へと駒を進めた。
この試合、ズべレフは8本のサービスエースを決め、ファーストサービス時のポイント獲得率は82パーセントを記録。さらにズべレフはファーンリーの11本に対し、27本のウィナーを決めるなど終始主導権を握る。リターンゲームでは第1セットで2度、第2セットで1度ブレークに成功したズべレフが1時間14分で勝利を収めた。
この勝利により「ATPマスターズ1000」での勝利数を“145”に伸ばしたズべレフは、1990年にATPツアーが創設されて以降、ドイツ勢ではハースの144勝を抜いて最多勝利記録を達成した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズべレフのコメントが掲載されている。
「今日の自分のレベルには満足している。インディアンウェルズとは全く違ったから、こういったプレーを続けて、ここで素晴らしい週を過ごしたい」
勝利したズべレフは3回戦で世界ランク37位の
J・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。トンプソンは2回戦で第28シードの
G・ペリカー(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
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