女子テニス協会のWTAは公式サイトは29日、世界ランク42位の
大坂なおみが来月開幕するカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)とドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、WTA1000)の補欠エントリーリストから外れたことを発表した。
27歳で元世界ランク1位の大坂は2023年に娘を出産し、昨シーズン復帰。昨季は安定した成績を残し、世界ランキングなしから50位台まで順位を大きく上げた。しかし、10月に行われたチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)で腰と腹筋を負傷し、シーズン終盤の大会は欠場して昨シーズンを終えた。
迎えた今シーズン、大坂は開幕戦のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)に出場し決勝に進出。しかし、決勝では腹筋を痛め途中棄権し準優勝となった。その後出場した全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では1回戦で
C・ガルシア(フランス)、2回戦で第20シードの
K・ムチョバ(チェコ)を下したが、3回戦で
B・ベンチッチ(スイス)と対戦した際、第1セット終了時点で棄権を表明した。
試合後の会見で「実を言うと10代の頃からこういう経験をしてきました。少なくとも年に1回は腹筋を痛めていました。アメリカシーズンまでに回復できればいいなと思っています」と話していた大坂は今回、来月開幕するカタール・トータルエナジー・オープンとドバイ・デューティ・フリー・テニスの補欠のエントリーリストから外れた。
また同2大会の本戦には世界ランク1位の
A・サバレンカや同2位の
I・シフィオンテク(ポーランド)らが出場を予定している。
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