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セリーナ以来の快挙でウィンブルドンV王手

ジャスミン・パオリーニ
決勝進出を果たしたパオリーニ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、女子シングルス準決勝が行われ、第7シードのJ・パオリーニ(イタリア)が世界ランク37位のD・ヴェキッチを2-6, 6-4, 7-6 (10-8)の逆転で破り同大会では初、四大大会では2大会連続2度目の決勝進出を果たした。また、女子シングルスにおいて、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドンの2大会連続で決勝に進出するのは、2016年に元世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)が達成して以来の快挙となった。

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先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初の決勝に進出し、準優勝を飾った28歳で世界ランク7位のパオリーニ。

ウィンブルドンでは初出場した2021年から3年連続で初戦敗退を喫していたが、今大会は1回戦で世界ランク55位のS・ソリベス=トルモ(スペイン)を下し初勝利をあげると、2回戦で同80位のG・ミネン(ベルギー)、3回戦で同176位のB・アンドレースク(カナダ)を下し16強入り。4回戦では第12シードのM・キーズ(アメリカ)が試合途中で棄権しベスト8に進出。さらに準々決勝では第19シードのE・ナヴァッロを退け、準決勝に駒を進めた。

準決勝の第1セット、パオリーニはリターンゲームでわずか3ポイントしか獲得できず、サービスゲームでは2度のブレークを奪われ先行を許す。

しかし第2セット、パオリーニは終盤の第10ゲームでセットポイントとなるブレークポイントを握ると、これを決め切り初のブレークに成功。1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセットは両者2度ずつブレークを奪い合い終盤へ。パオリーニは第10ゲームと第12ゲームでマッチポイントを握るもこれはものにできず、勝負は10ポイントマッチのタイブレークにもつれ込む。タイブレークも一進一退の展開となったものの、パオリーニは2度のミニブレークを果たし、全仏オープンに続いて四大大会の決勝に進んだ。

ウィンブルドン公式サイトにはパオリーニのコメントが掲載されている。

「本当にタフだった。最初は本当に苦しかった。彼女(ヴェキッチ)のサーブは本当にうまかった。彼女はすべてのボールで私を走らせていた。私はサーブがうまくなかった。だから私はただ、自分に言い聞かせるように、彼女についていこうと。試合はいつでも変われると信じていたの。第2セットは私が勝って、第3セットも取れた。精神的にも肉体的にも、本当にタフな試合だった」

また、セリーナ以来となる全仏オープン・ウィンブルドンの2大会連続決勝進出を果たしたことについては「私は彼女(セリーナ・ウィリアムズ)たちがグランドスラム決勝で戦っていたことを覚えている。次の世代にとって、偉大なことを成し遂げる人々がいることは本当に重要なことだと思うの。彼女たちは、私にインスピレーションを与えてくれた。でも、私は私自身の物語、私自身のキャリアを築いているのだから、あまり比較はしたくない」と語っている。

四大大会初制覇がかかるパオリーニは、決勝で第31シードのB・クレチコバ(チェコ)と対戦する。クレチコバは準決勝で第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を逆転で下しての勝ち上がり。

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