男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス4回戦が行われ、第4シードの
D・メドベージェフが第13シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4, 6-4のストレートで破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。
>>メドベージェフvsルーネ 1ポイント速報<<>>アルカラス、シナーらBNPパリバOP組合せ<<28歳のメドベージェフは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾ったものの、その後は右脚の負傷により出場を予定していた2大会を欠場。約1ヵ月ぶりの実戦となった先月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)には昨年王者として出場したものの準決勝で敗れた。
BNPパリバ・オープンに出場するのは7度目であり、最高成績は昨年の準優勝。今大会では初戦となる2回戦で世界ランク64位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)、3回戦で第29シードの
S・コルダ(アメリカ)を下し16強入りした。
4回戦では開幕戦となったブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)で通算9度目のツアー制覇を果たし、2月のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、 ATP250)では準優勝するなど好調を維持している世界ランク13位で32歳のディミトロフと激突した。
この日、メドベージェフはファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度しかブレークを許さず。リターンゲームでは5度のダブルフォルト、14本のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったディミトロフから3度のブレークに成功し、1時間16分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載し「全体的には良いプレーができたと思う。本当に安定していた。彼(ディミトロフ)のような偉大な相手に勝ててうれしい。彼と対戦するのはいつも挑戦だけど、それを乗り越えることができてうれしいね」と語った。
勝利したメドベージェフは準々決勝で第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは4回戦で第12シードの
T・フリッツ(アメリカ)を2-6, 7-6 (7-2), 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第9シードの
C・ルード(ノルウェー)と第17シードの
T・ポール(アメリカ)が8強に駒を進めた。
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