男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022（日本 /東京、ハード、ATP500）は６日、シングルス２回戦が行われ、予選勝者で世界ランク２９１位の野口莉央は第７シードのＤ・シャポバロフ（カナダ）に3-6, 1-6のストレートで敗れ、ツアー初のベスト８進出とはならなかった。

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２３歳の野口は先月、ツアー下部大会であるUCHIYAMA CUP（北海道/札幌、ハード、ITF）で２週連続の優勝。前週に行われたM25 柏（日本/柏、室外ハード、ITF）では決勝へ進出した。

今大会には予選から出場し、１回戦で世界ランク５６６位の伊藤竜馬、２回戦で同７９９位の高橋悠介を下してATPツアー初の本戦に駒を進めた。１回戦では予選勝者で同２９７位のＲ・ラーマナータン（インド）をフルセットで破り、ツアー本戦初勝利を飾った。

この試合の第１セット、互いにサービスキープが続いたもののシャポバロフに終盤で４ゲームを連取され、先行を許す。

続く第２セットでもストローク戦で主導権を握られた野口。試合を通して１度もブレークチャンスを掴むことができず、序盤で５ゲーム連取を許し、わずか５７分で力尽きた。

勝利したシャポバロフは準々決勝で第９シードのＢ・チョリッチ（クロアチア）と対戦する。チョリッチは２回戦で世界ランク４７位のＢ・ナカシマ（アメリカ）を7-5, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第４シードのＦ・ティアフォー（アメリカ）、第５シードのＮ・キリオス（オーストラリア）、世界ランク３３位のＭ・キツマノビッチ（セルビア）が８強に駒を進めている。

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