男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)は4日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク291位の
野口莉央が同じく予選勝者で同297位のR・ラーマナータン(インド)を6-4, 3-6, 7-6 (7-1)のフルセットで破り、ATPツアー本戦初勝利を飾った。
>>西岡、キリオスら楽天OP組み合わせ<<>>キリオスvsツェン 1ポイント速報<<>>守屋vs清水 1ポイント速報<<23歳の野口は先月、ツアー下部大会であるUCHIYAMA CUP(北海道/札幌、ハード、ITF)で2週連続の優勝。前週に行われたM25 柏(日本/柏、室外ハード、ITF)では決勝へ進出した。
今大会には予選から出場し、1回戦で世界ランク566位の
伊藤竜馬、2回戦で同799位の
高橋悠介を下してATPツアー初の本戦に駒を進めた。
この試合の第1セット、第2ゲームで2度のブレークポイントを凌いだ野口。リターンゲームでは第5ゲームでブレークに成功し、先行する。
しかし、続く第2セットでは互いにサービスキープが続いたものの、第8ゲームでブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、野口は序盤で3ゲームを連取。第9ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、ここでブレークを許す。その後の第11・第12ゲームでは互いにブレークチャンスを掴むも活かせずタイブレークへ。野口は序盤で5ポイントを連取し、2時間5分の激闘を制した。
勝利した野口は2回戦で第7シードの
D・シャポバロフ(カナダ)と世界ランク112位の
S・ジョンソン(アメリカ)の勝者と対戦する。
同日のシングルスにはワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク155位の
内田海智、予選を勝ち上がった同290位の野口莉央、同355位の
島袋将、同451位の
清水悠太、ラッキールーザーで同253位の
守屋宏紀が出場。内田は既に試合を終えており、同78位の
M・マクドナルド(アメリカ)に敗れ初戦敗退となった。
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