tennis365.netと週刊少年マガジンで連載中のテニス漫画「ベイビーステップ」、そしてスペインのサバデル・テニスクラブが共同開催する~Road To Spain チャレンジカップ~の関西大会は18日、大阪体育大学を舞台に3回戦までが行われベスト8が出揃った。
シード勢では第1シードの中西聖也(サリュートテニス専門学院)、第2シードの前川隼(神戸学院大)が順当に準々決勝進出へ駒を進めた一方、第3シードの西川徹哉(近畿大)は本多優一(大阪体育大)に、昨年4強で第4シードの矢多弘樹(関西大)は柿本陽輝(大阪体育大)に敗れ3回戦で姿を消した。
また初出場の栗山拓也(柳川高)は高校生で唯一人、8強入りを果たしている。

第1シードの中西聖也
【3回戦の結果は以下の通り】
○中西聖也(サリュートテニス専門学院) vs. ●森一馬(大阪体育大),8-5
○栗山拓也(柳川高) vs. ●中島裕太(同志社大), 8-4
○保々皓祐(近畿大) vs. ●村田怜音(芦屋学園高), 8-1
○柿本陽輝(大阪体育大) vs. ●矢多弘樹(関西大), 8-5
○本多優一(大阪体育大) vs. ●西川徹哉(近畿大), 8-6
○安藤新(大阪体育大) vs. ●牧野圭一郎(同志社大), 8-6
○徳光翔馬(大阪体育大) vs. ●仁坂拓未(大阪体育大), 8-2
○前川隼(神戸学院大) vs. ●中川敬祐(大阪体育大), 8-2
8強のうち4名を会場校の大阪体育大学勢が占める結果となり、本多優一と安藤新は準々決勝で同校対決となる。

8強入りの大体大・安藤新
【準々決勝の組合せは以下の通り】
中西聖也(サリュートテニス専門学院) vs. 栗山拓也(柳川高)
保々皓祐(近畿大) vs. 柿本陽輝(大阪体育大)
本多優一(大阪体育大) vs. 安藤新(大阪体育大)
徳光翔馬(大阪体育大) vs. 前川隼(神戸学院大)
大会2日目の19日は準々決勝から決勝までが行われ、準決勝までは8ゲームスマッチ、決勝のみ3セットマッチとなる。
この大会は高校生・大学生の年代を対象に、国際大会出場のチャンスと海外経験のチャンスを提供することを目的として関東大会と関西大会を開催。関東は6月6日・7日に立教大学・富士見総合グラウンドを舞台に行われ、村上彰啓(法政大学)が優勝をおさめている。
各大会の優勝者はスペインのサバデル・テニスクラブで開催されるITFフューチャーズ大会(賞金総額1万ドル)への本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)が進呈される。
《チャレンジカップ特設サイト》《サバデル・テニスクラブ公式サイト》
■関連記事■ ・法政 村上が関東制しスペイン・竹元、ATPポイント初獲得・関西大学1年 竹元が優勝・立教大学1年 高畠が栄冠掴む