男子テニスツアーの下部大会にあたるITFフューチャーズのサバデルオープン(スペイン/サバデル、クレー、賞金総額1万ドル)は現地29日に本戦が開幕し、日本から主催者推薦で出場した
竹元佑亮(日本)が
高畠寛(日本)を6-2, 6-2で下し、フューチャーズ大会で初勝利を挙げてATPポイントを獲得した。
今大会には、テニス365と週刊少年マガジンで連載中のテニス漫画「ベイビーステップ」、そして大会会場のサバデル・テニスクラブとが共同開催した【Road To Spainチャレンジカップ】の関東大会覇者の高畠寛(立教大学)と関西大会覇者の竹元佑亮(関西大学)が本戦に出場。
28日に行われた本戦のドロー抽選会の結果、偶然にも竹元と高畠は1回戦で対戦することになった。
試合序盤、ともに動きに硬さがみられる中、竹元が第1、第3ゲームでサービスブレークに成功し3-0とリード。
その後は互いにサービスキープが出来ずに竹元が5-2とリードした第8ゲームで久々にサービスキープに成功し第1セットを先取。
第2セットに入ってもサービスキープに苦しむ両者だったが、3度のブレークに成功した竹元が第2セットも6-2で奪いストレートで日本勢対決を制した。
敗れた高畠寛(立教大学)
ITFフューチャーズ大会は、グランドスラムを頂点とするATPツアー大会、それに次ぐチャレンジャー大会の下部大会である国際大会の登竜門にあたり、今大会は本戦1回戦で勝利するとATPポイントを1ポイント、2回戦で勝利すると2ポイント、優勝すると18ポイントを獲得することができ、竹元はこの勝利で自身初となるATPポイントを1ポイント獲得した。
竹元は現地1日に2回戦を迎える。
また、同日に行われたシングルス予選決勝に登場した岸僚太、ダブルス本戦に出場したセバウン・レオ組はともに勝利を挙げている。
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