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男子テニスツアーのユニセフ・オープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額39万8250ユーロ、芝)は19日、シングルス1回戦残り5試合が行われ、第1シードのD・フェレール(スペイン)が予選を勝ち上がったP・デュクロスを6-4, 6-4のストレートで下し、今大会2度目の優勝へ順当に初戦突破を果たした。
世界ランク6位のフェレールは、同244位のデュクロスに対し、第1セットはブレークを許さず1度ブレークを奪い先取。第2セットは1度ブレークをデュクロスに許したものの、2度のブレークを奪い返したフェレールが1時間32分のストレートで勝利を飾った。
フェレールは先に行われた全仏オープンで、同胞のR・ナダル(スペイン)に敗れたもののベスト4進出を果たしており、この日の試合はその試合以来の公式戦となっていた。
そのフェレールは今大会初出場の2008年に優勝しており、今年は2度目の優勝を狙う。フェレールは2009年にも今大会に出場していたが、その時は準々決勝で敗退していた。
フェレールは準々決勝進出を懸けてL・メイヤー(アルゼンチン)と2回戦で対戦する。
その他のシード勢は明暗が分かれた。第2シードのV・トロイキ(セルビア)と第7シードのA・ボゴモロフJR(ロシア)が敗退するも、第8シードのL・クボット(ポーランド)が2回戦へ進んだ。
シードダウンを演じたのはX・マリス(ベルギー)とE・ロジェ=ヴァセラン(フランス)で、マリスはトロイキを7-6 (7-4), 6-2で、ロジェ=ヴァセランはボゴモロフJRを6-4, 6-4といずれもストレートで下した。一方、クボットはD・セラ(イスラエル)を6-1, 6-2の快勝で退けた。
元世界ランク19位のマリスと現在世界ランク34位のトロイキの一戦は、第1セットは両者1度もブレークポイントさえ握らせない接戦となりタイブレークへともつれたが、そのタイブレークを制して第1セットの先取に成功したマリスが、第2セットでも1度もブレークをトロイキに許さず、逆に2度のブレークに成功するとわずか70分で勝利を物にした。
世界ランク69位のロジェ=ヴァセランは同46位のボゴモロフJRに対し、第1セットは1度ブレークされたが2度のブレークに成功し先取。第2セットは1度もブレークを許さなかったロジェ=ヴァセランが再びブレークに成功し、1時間30分で2回戦進出を決めた。
クボットは試合を通して1度もブレークをセラに奪われず、各セットで2度ずつのブレークに成功すると、わずか59分の快勝でセラを退け、順当に2回戦へ駒を進めた。
マリスはP・ロレンジ(イタリア)と、ロジェ=ヴァセランはF・チポッラ(イタリア)と、クボットはB・パイユ(フランス)と、それぞれ2回戦で顔を合わせる。
チポッラはこの日、P・スタラーチェ(イタリア)と対戦したが、4-2とリードしたところでスタラーチェが腰の痛みを訴え途中棄権を申し入れて、チポッラに勝利が転がり込んでいた。
今大会の優勝賞金は6万8220ユーロ。
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