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女子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/メリーランド、賞金総額22万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのS・ペア(イスラエル)が第8シードのA・ブリアンティ(イタリア)を6-1, 6-2のスコアで一蹴し、ベスト4入りを決めた。試合時間は66分と、わずか1時間強だった。
ペアはブリアンティに握られた6本のブレークポイントをすべて跳ね返し、今季初のWTAツアー準決勝進出を決めた。
ペアは昨シーズンは優勝こそないものの絶好調で、7つの大会で準決勝に進んでいた。またその前年の2009年には広州とタシケントの大会で優勝していた。だが最近は調子を落としており、ここ最近の4大会では1回戦負けが続いていた。
また4月にはあと1勝でトップ10入り、というところまで来ていたが、その後、5大会連続で初戦敗退を喫し、世界ランキングは自己最高の11位から24位まで落ちてしまっていた。
しかし今大会で復調の兆しをみせているペアは、準決勝で第3シードのT・パスゼック(オーストリア)と対戦する。ウィンブルドンの1回戦で森田あゆみ(日本)を下してベスト8入りしていたパスゼックは、準々決勝でS・デュボワ(カナダ)を5-7, 6-4, 7-6 (7-2)の逆転で下しての勝ち上がり。
デュボワは2005年のケベックでの大会以来のツアー準々決勝進出を決めていたが、格上のパスゼックの前に惜しくもフルセットの末、敗れた。
ドローの他の山では、I・ファルコーニ(アメリカ)がV・ラッツァーノ(フランス)を6-4, 6-3で下し、ベスト4入りを決めた。
勝ったファルコーニは準決勝で第2シードのN・ペトロワ(ロシア)と第5シードのB・ヨバノフスキ(セルビア)戦の勝者と対戦する。
ぺトロワは今季、突発性の目まいに苦しんでいたが、順調に回復の兆しをみせている。一方、現在世界56位の19歳ヨバノフスキは、10代の選手では世界ランキングでトップとなっている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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