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男子テニスの国別対抗戦であるARAG・ATP世界チーム選手権(ドイツ/デュッセルドルフ、賞金総額75万ユーロ、クレー)は20日、ラウンドロビン第3戦の初日を行い、土曜日に行われる決勝戦進出を懸けてレッドグループではS・クエリー(アメリカ)がJ・ハジェク(チェコ共和国)を6-3, 7-5のストレートで下しアメリカへ1勝もたらし、決勝進出へ王手をかけた。
シングルスでは全て勝利するなど今大会好調のクエリーは、この日も7回握られたブレークポイントを6回凌ぎ、逆にハジェクから4度のブレークを奪い1時間22分で今季20勝利目を飾った。21日には残る第2シングルスとダブルスでアメリカとチェコ共和国が勝敗を争い、2勝を飾ったチームが決勝へ駒を進める。
「今日は今週のシングルス3試合の中で一番の出来だった。だからとても気分が良いんだ。今週はよりフォアハンドの強打にこだわっていたけど、今日はそれが良く打てていた。良い形でフォアが打てたし、試合の主導権を握れた。」とクエリーは試合を振り返り、自身のプレーに上機嫌だった。
この日行われたレッドグループのもう1つの対戦はオーストラリアとスペインのシングルス2試合が行われた。前日に腹痛で欠場したL・ヒューイット(オーストラリア)がシングルスに登場したが、N・アルマグロ(スペイン)に1-6, 3-6と本来のプレーが見られず62分で敗れ去った。
もう1つのシングルスでもD・ヒメノ=トラバー(スペイン)がP・ルクザック(オーストラリア)を6-3, 6-2と1時間15分で退け、スペインが2勝を飾り、翌日のダブルスを待たずに今大会初勝利をスペインが獲得した。オーストラリアはこれで全敗が決まった。
ブルーグループでは、決勝進出を懸けてフランスとアルゼンチンのシングルス2試合が行われた。J・シャーディ(フランス)がJ・モナコ(アルゼンチン)を6-3, 6-4で下してフランスが1勝を飾ると、続く試合ではE・シュワンク(アルゼンチン)がP・H・マチュー(フランス)を3-6, 6-3, 6-2の逆転で破り、アルゼンチンが1勝1敗のタイに持ち込んだ。翌日の金曜日は決勝進出を懸けてダブルスが行われ勝敗が争われる。
ブルーグループのもう1つの対戦は、地元ドイツと昨年度チャンピオンのセルビアで争われ、P・コールシュライバー(ドイツ)が地元の声援を背にV・トロイキ(セルビア)を7-6 (7-1), 6-4のストレートで倒し、ドイツがまず1勝を上げた。
「この大会は素晴らしい大会で、ここに参加できて光栄に思う。会場や主催も素晴らしい。我々に取ってさらに良いことは、祖国ドイツで開催しているって言うことだね。こうして国別対抗戦を行うことができると、デビスカップへの良い意味での準備とテストにもなる。」と、コールシュライバーは大会そのものを賞賛していた。
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