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女子テニスの国別対抗戦であるフェドカップ準決勝、チェコとアメリカの対戦は25日、チェコのホームでシングルス2試合を行ない、1勝1敗のタイで初日を終えた。
この日の第1試合では、地元の声援を受けるP・クヴィトバ(チェコ共和国)が、B・マテック(アメリカ)に6-3, 7-6 (7-2)で快勝、まずはホームのチェコがリードを奪った。
しかし続く第2試合、アメリカチームのルーキー、世界ランク114位のA・グラッチ(アメリカ)が、チェコのエースである同29位のI・ベネソバ(チェコ共和国)に6-1, 6-2とわずか56分で圧勝、対戦成績を1勝1敗とした。
19歳のクヴィトバは最近、足首に怪我していたがこの日の試合ではその影響を見せなかった。「足首は問題ではないわ。最初はただ緊張していたから、自分のプレーに集中しようとしたの。それが上手くいったわ。」
世界ランク48位のクヴィトバは、同39位のマテックに対し第1セットで2度のブレークに成功しリードを奪いセットを先取する。第2セットではマテックが反撃にでて、先にブレークに成功しゲームカウント5-3で自らのサービスゲームを迎える。しかし、この場面でクヴィトバがブレークに成功し、このセットはタイブレークにもつれ込んだ。
この日がフェドカップのデビュー戦だったマテックは「サーブをキープしなくてはいけなかった。今日は良いプレーではなかった。彼女の鋭いショットに対応ができなかったわ。」とコメントした。
タイブレークに入ると、クヴィトバは堅実なサーブで5-0とリードし、その勢いのまま勝利、フェドカップ通算成績を4勝1敗とした。「5-5に並んだとき、この試合は戦いになると分かっていた。最後まで諦めず戦いぬけてとても嬉しいわ。」
対戦2日目となる日曜日には、リバースシングルス2試合とダブルスが予定されており、勝者国はロシアとイタリアの勝者と世界1を懸けて、11月7日から予定されている決勝で対戦する。
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