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(カナダ、モントリオール)
ロジャーズ・カップ(賞金総額134万ドル、ティア1)のナイトセッションに、今大会トップシードで世界ランキング2位のK・クレイステルス(ベルギー)が登場。S・デュボワ(カナダ)と2回戦を行なったが、第2セット途中で手首を負傷し、6-1, 2-3の時点で遭えなく途中棄権で申し入れた。
昨年USオープン覇者のクレイステルスは、第1セットこそ1ゲームしか与えずに圧倒したが、第2セット2-3の場面でパッシングショットを追って転倒し、手首を負傷。そのまま棄権するに至った。
クレイステルスは試合序盤でもトレーナーを呼んで、手首にテーピングを施していた。インタビューでは、過去の怪我にも触れて、「とにかく昔の怪我の悪化でないことを祈るわ。この後、ここで検査を受けて、最悪のシナリオの『腱断裂』でないか確かめてみるわ。普段は棄権しないんだけど、今日は怪我の痛みが尋常ではなかったの。」とコメントした。
一方、対戦相手のデュボワは、「本当に気の毒だわ。最後のポイントを取って勝つのと、今回の勝利では大違いだわ。彼女はチャンピオンだし、同じコートに立つだけでも光栄なこと。第1セットをプレーしてみて分かったのは、彼女はこれまで対戦した誰よりもハードヒットで正確なショットを打ってくるということ。」と、控えめなコメントをした。
トップシードから思ってもみない勝利を手にしたデュボワは、ケベック出身の19歳で、地元勢として初めて3回戦に進んだ。次の試合では、A・ブリアンティ(イタリア)を6-3, 6-4で下した第14シードのK・シュレボトニック(スロベニア)と対戦する。
その他の試合では、予選勝者のN・プラット(オーストラリア)がワイルドカードのM・ペルティエ(カナダ)を3-6, 6-4, 6-4の逆転で下して、第5シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)との3回戦に進んだ。
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