男子テニスのバンダ・ファーマシューティカルズ・ヘレニック・チャンピオンシップ(ギリシャ/アテネ、ハード、ATP250)は日本時間6日(現地5日)、シングルス2回戦が行われ、第2シードのL・ムセッティ(イタリア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク159位のS・ワウリンカ(スイス)を4-6, 7-6 (7-5), 6-4の激闘の末に逆転で破り、初のベスト8進出を果たした。
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23歳で世界ランク9位のムセッティが同大会に出場するのは今回が初。
そのムセッティは、11月9日に開幕する最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)への出場を目指しており、今大会で優勝すると、「RACE TO TURIN」のランキングで8位につけるF・オジェ アリアシム(カナダ)を抜いて出場権を獲得できる。
今大会は上位4シードが1回戦免除のため、初戦となった2回戦でムセッティは40歳のワウリンカと対戦。
片手バックハンド同士の対決となったこの試合で、ムセッティは第7ゲームでブレークを許し第1セットを先行される。しかし第2セットでは、両者キープを重ねてタイブレークに突入。ムセッティは自身から4-5と追い込まれるも、ワウリンカから2本のアンフォーストエラーを引き出してセットを奪い返し、セットカウントは1-1となる。
そして迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したムセッティは最後までブレークバックのチャンスを与えず2時間25分の激闘を制し、最終戦Nitto ATPファイナルズ出場へ望みを繋いだ。
試合後、ムセッティはこのように語った。
「スタン(ワウリンカ)は年齢的にも体力面で苦戦していなかったので、僕も40歳になったら同じことができるといいなと思う。子どもの頃からの憧れであるレジェンドと同じコートでプレーできたことに感謝したい。今日、素晴らしいテニスを見せてくれたスタンに大きな拍手を送る。この試合に勝つためには、自分も特にファイナルセットでレベルを上げる必要があった」
なお、ムセッティは準々決勝で第5シードのA・ミュレール(フランス)と対戦する。ミュレールは2回戦で世界ランク60位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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