トップ10で3選手が自己最高位に

男子テニスの６月９日付ATP世界ランキングが更新され、トップ１０ではＪ・ドレイパー（イギリス）、Ｌ・ムセッティ（イタリア）、Ｔ・ポール（アメリカ）の３選手が自己最高位を記録した。

２３歳のドレイパーは前週の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）で初の１６強入りを果たし、９日付の世界ランキングで自己最高となる４位に浮上した。

同じく２３歳のムセッティは、同大会でＨ・ルーネ（デンマーク）やＦ・ティアフォー（アメリカ）ら強豪を下してベスト４に進出。得意とするクレーコートで存在感を発揮し、キャリアハイの６位に到達した。

２８歳のポールは、アメリカ勢としては２００３年以来となる同大会８強入りを果たし、自己最高の８位をマークした。

なお、同大会の決勝史上最長となる５時間２９分に及ぶ死闘の末にＣ・アルカラス（スペイン）に逆転で敗れ、準優勝となったＪ・シナー（イタリア）が変わらず世界１位をキープしている。

６月９日付ATP世界ランキングの上位１０選手は以下の通り。
※[]内は前回のランキングからの変動数、（）内は前回のポイント

■１位[ - ]…Ｊ・シナー
10,880ポイント（10,380ポイント）

■２位[ - ]…Ｃ・アルカラス
8,850ポイント（8,850ポイント）

■３位[ ↓-…Ａ・ズベレフ（ドイツ）
6,385ポイント（7,285ポイント）

■４位[ ↑1 ]…Ｊ・ドレイパー
4,800ポイント（4,610ポイント）

■５位[ ↑1 ]…Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）
4,630ポイント（4,230ポイント）

■６位[ ↑1 ]…Ｌ・ムセッティ
4,560ポイント（3,860ポイント）

■７位[ ↓3 ]…Ｔ・フリッツ（アメリカ）
4,485ポイント（4,675ポイント）

■８位[ ↑4 ]…Ｔ・ポール
3,510ポイント（3,210ポイント）

■９位[ ↑1 ]…Ｈ・ルーネ
3,440ポイント（3,440ポイント）

■１０位[ ↓1 ]…Ａ・デ ミノー（オーストラリア）
3,285ポイント (3,635ポイント)


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