31年ぶり快挙、米選手が2年連続4強

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ポール
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男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第11シードのT・ポール(アメリカ)が第30シードのH・フルカチュ(ポーランド)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで下し、2年連続2度目のベスト4進出を果たした。同大会での2年連続4強入りは、アメリカ人選手では元世界ランク1位のP・サンプラス(アメリカ)が1994年に達成して以来31年ぶりの快挙となった。

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27歳で世界ランク12位のポールは、同大会5年連続5度目の出場。最高成績は昨年のベスト4。

今大会は初戦となった2回戦で世界ランク56位のR・バウティスタ=アグ(スペイン) 、3回戦で第19シードのT・マハツ(チェコ)、4回戦で第7シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を下し準々決勝に駒を進めた。

一方、世界ランク31位のフルカチュは4回戦で第20シードのJ・メンシク(チェコ)を下しての勝ち上がり。

準々決勝の第1セット、互いに3度ずつブレークを奪いタイブレークに突入する。タイブレークではポールが4-3で迎えた8ポイント目でミニブレークし先行する。

第2セットでは、勢いに乗ったポールが第2ゲームでブレークに成功する。その後、ポールはきっちりサービスキープを続け1時間58分で熱戦を制し、ベスト4進出を果たした。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにポールのコメントを掲載している。

「ここに来るたびに、まるで自分のホームにいるような気分になるんだ」

「このコートは僕のプレーに本当に合っている。ここは居心地が良く、今週も良いテニスができている」

勝利したポールは、準決勝で第1シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で第6シードのC・ルード(ノルウェー)をストレートで下しての勝ち上がり。


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(2025年5月16日10時40分)
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