”魔法使い” 5年半ぶり決勝進出

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ムーテ(HSBC チャンピオンシップス)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)は27日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク83位のC・ムーテ(フランス)が第3シードのA・ミケルセン(アメリカ)を6-4, 7-6 (7-3)のストレートで破り、ツアー大会で約5年半ぶりの決勝進出を果たした。

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26歳のムーテが同大会に出場するのは2年ぶり3度目。最高成績は2023年のベスト8となっていた。

今大会は1回戦で世界ランク52位のP・マルティネス(スペイン)、2回戦で第8シードのD・アルトマイヤー(ドイツ)、準々決勝で同67位のL・ティエン(アメリカ)を下し準決勝に駒を進めた。

20歳で世界ランク33位のミケルセンとの顔合わせとなった準決勝、ムーテはファーストサービス時に69パーセントの確率でポイントを獲得。相手に2度のブレークは許したものの、自身は3度のブレークに成功する。試合を通じて26本のウィナーを決めたムーテは、最後はタイブレークを制し1時間55分で決勝進出を果たした。

スライスショットを多用し、アンダーサーブを繰り出すこともあるプレースタイルから男子プロテニス協会のATPに「魔法使い」と称されているムーテ。他方、ラケットを破壊したり、審判や相手選手と口論することもしばしばあるムーテは、ツアーきっての曲者でもある。

そのムーテがツアー大会で決勝に進出するのは2020年1月のカタール・エクソン・モービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)以来、約5年5ヵ月ぶり2度目。同大会では準優勝となっているため、今大会では初のツアー優勝を狙う。

ムーテは決勝で第4シードのT・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは準決勝で第2シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を下しての勝ち上がり。


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(2025年6月28日8時08分)
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