女子テニスのレクサス・イーストボーン・オープン(イギリス/イーストボーン、芝、WTA250)は27日、シングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク74位のA・イーラ(フィリピン)が同じく予選勝者で同111位のV・グラチェワ(フランス)を7-5, 2-6, 6-3のフルセットの熱戦の末に下し、フィリピン人選手としてWTAツアーで史上初の決勝進出を果たした。
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20歳のイーラは今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦で世界ランク61位のL・ブロンゼッティ(イタリア)を下し初戦を突破。2回戦は第3シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)の途中棄権により8強入りすると、準々決勝で同42位のD・ヤストレムスカ(ウクライナ)を下し準決勝に駒を進めた。
24歳のグラチェワとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、両者2度ずつブレークを奪い合い迎えた第12ゲームでイーラは3度目のブレークを果たし先行する。
第2セットは第3ゲームから6ゲーム連取を許したイーラが落とし、1セットオールに追いつかれたが、ファイナルセットではイーラが2度のブレークを許しながらも自身は3度のブレークに成功し、2時間22分の熱戦を制した。
この結果、イーラはフィリピン人選手としてWTAツアーで初の決勝に進出する快挙を成し遂げた。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにイーラのコメントを掲載している。
「彼女(グラチェワ)が良いプレーをしている時に、どう切り抜ければいいのか分からず、苦しい場面もあった。私たち2人にとって、肉体的にも精神的にも大変な挑戦だった。2人とも予選から勝ち上がってきたし、彼女は本当に堅実な選手で、圧倒的なプレーを見せている場面もあった。だから、粘り強くプレーしてチャンスを待つことができたのは、私にとって大きな成果だった」
勝利したイーラは決勝で世界ランク51位のM・ジョイント(オーストラリア)と対戦する。ジョイントは準決勝で同53位のA・パブリュチェンコワを下しての勝ち上がり。
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