男子テニスで世界ランク6位のN・ジョコビッチ(セルビア)が28日、30日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の記者会見に登場。四大大会のシングルスで男女を通じて歴代最多となる25度目の優勝を目指すジョコビッチは、「ウィンブルドンが最大のチャンスになるかもしれない」と語った。
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38歳のジョコビッチはこれまでに同大会で4連覇(2018年-2022年)を含む計7度の優勝を飾っている。2023年と昨年は決勝に進出したが、いずれもC・アルカラス(スペイン)に敗れ準優勝となった。
この日行われた会見でジョコビッチは、「ウィンブルドンに戻ってこれて嬉しい。僕はずっとこの大会が大好きで、センターコートでプレーして、優勝することを夢見ていた」と語り、次のように続けた。
「過去6大会では6度決勝に進んでいる。この場所で何かしらの理由で良いプレーができているし、ここ10年間で1番安定した結果を出しているグランドスラムだと思う。それは、この大会と自分との間にある感情的・精神的な結びつきと関係している。初期のキャリアからずっと、ウィンブルドンで優勝することを夢見ていたから」
「この場所に来ると、最高のテニスを見せたいというインスピレーションが湧いてくる。伝統と文化を保ち続けてきたこの素晴らしい大会を歩くたびに、その重みを感じるんだ」
大会への意気込みについては、「ウィンブルドンは25回目のグランドスラム優勝の最大のチャンスになるかもしれない。ここでの成績や、自分のプレー、感覚を考えれば、そう言えると思う」と話した。
また、芝コートでのプレーについては「練習ではすごくいいプレーができている。もちろん大会が始まれば状況は全く違うけど、いい状態でここに来られた。とても前向きな気持ちでコートに立てそうだ」とコメント。
さらに、ジョコビッチは近年の目標についても言及。「ランキングを追いかけることはもうしていない。今はグランドスラムでベストなテニスをすること、それだけが目標だ。それは変わっていない」と語った。
27日に行われたドロー抽選の結果、初戦で世界ランク40位のA・ミュレール(フランス)と対戦することが決まったジョコビッチ。今大会では、同大会最多タイ記録となる8度目の優勝と四大大会のシングルスで男女を通じて歴代最多となる25度目の優勝を目指す。
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