現役2人目 芝で5度目V

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優勝したフリッツ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのレクサス・イーストボーン・オープン(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は28日、シングルス決勝が行われ、第1シードのT・フリッツ(アメリカ)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク149位のJ・ブルックスビー(アメリカ)を7-5, 6-1のストレートで下し大会2連覇を飾るとともに、自身が持つ大会最多記録である3度の優勝を塗り替え4度目のタイトル獲得を果たした。また、フリッツは芝コートで5度優勝した2人目の現役選手となった。

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27歳で世界ランク5位のフリッツは2019年、2022年、2024年に同大会を制しており、これは大会最多優勝記録となっていた。

フリッツは今大会、初戦の2回戦で世界ランク57位のJ・フォンセカ(ブラジル)、準々決勝で同46位のM・ギロン(アメリカ)、準決勝で第6シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を下して決勝進出を果たした。

一方、24歳のブルックスビーは、準決勝で第4シードのU・アンベール(フランス)を下しての勝ち上がり。

決勝の第1セット、フリッツは第5ゲームでブレークを許すも、続くゲームでブレークバックに成功する。さらに、6-5で迎えた第12ゲームでフリッツは2度目のブレークを果たし先行する。

第2セット、勢いに乗ったフリッツは第4ゲームと第6ゲームでブレークを奪い、1時間26分のストレート勝ちで同大会4度目の優勝を果たした。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフリッツのコメントを掲載している。

「何がそうさせるのかは分からないけど、ここに来るといつも素晴らしいテニスをしていると感じられるんだ」

「僕にとって、ここはいつも素晴らしい1週間になる。初めてツアータイトルを獲得した場所だから、これからもずっと特別な場所であり続けると思う」

フリッツはボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)に続き、今季芝コートで2度目の優勝を飾り、30日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に向け弾みをつけた。

また、フリッツはこれが芝コートで5度目のタイトル獲得に。現役選手で5度以上芝コートで優勝するのは、8勝を挙げている世界ランク6位のN・ジョコビッチ(セルビア)に続き2人目となる。


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(2025年6月29日8時45分)
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