波乱 世界3位が世界116位に敗れる

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は１日、女子シングルス１回戦が行われ、世界ランク１１６位のＥ・コチャレット（イタリア）が第３シードのＪ・ペグラ（アメリカ）を6-2, 6-3のストレートで破る波乱を起こし、２年ぶり３度目の初戦突破を果たした。

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２４歳のコチャレットが同大会に出場するのは２年ぶり３度目。最高成績は２０２３年の３回戦進出となっている。

今大会の１回戦は３１歳で世界ランク３位のペグラとの顔合わせに。ペグラはウィンブルドンの前哨戦となるバート・ホンブルクオープン（ドイツ/バート・ホンブルク、芝、WTA500）で優勝を飾り今大会に臨んでいる。

迎えた１回戦、コチャレットはファーストサービス時に８１パーセントの確率でポイントを獲得し相手に１度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは４度ものブレークに成功。試合を通じて１７本のウィナーを決めるなど終始主導権を握り、わずか５８分で勝利を決めた。

番狂わせを起こしたコチャレットは２回戦で世界ランク４５位のＴ・マリア（ドイツ）と同９８位のＫ・ヴォリネッツ（アメリカ）の勝者と対戦する。